
アートメイクとは?種類やメリット、注意点、タトゥーとの違いを解説
アートメイクについて、こんな悩みはありませんか?
「そもそもアートメイクって何?」
「どの部位にアートメイクするの?」
「アートメイクのメリットや注意点は?」
本記事では、アートメイクの概要や種類、メリット、注意点、タトゥーとの違いについて詳しく解説します。
アートメイクとは?
アートメイクとは、皮膚の浅いところにある「表皮」という部分に細い針で色を入れることで、眉毛などを自分の骨格にあった形にデザインにできる医療行為です。
アートメイクの種類
アートメイクには以下のような種類があります。
- 眉毛アートメイク
- リップアートメイク
- アイラインアートメイク
- ヘアラインアートメイク
- ホクロアートメイク
このように、アートメイクは顔まわりのさまざまな部分に施術ができるため、自分の理想に合わせたデザインを叶えることができます。
アートメイクのメリット
アートメイクの大きなメリットは以下のとおりです。
- メイクを時短できる
- コンプレックスを解消できる
それぞれのメリットについて、詳しく解説します。
①メイクを時短できる
アートメイクの最大のメリットとも言えるのが、メイクを時短できることです。
アートメイクは皮膚に色を入れることで、水に濡れても、汗をかいても落ちないため、どんな時も綺麗な眉を保つことが出来ます。
②コンプレックスを解消できる
アートメイクで好みのデザインにすることで、コンプレックスだった部分に自信を持てるようになります。
眉メイクに時間がかかる、左右対称にならない、ふわっとさせたいのに濃くなりすぎるとのお悩みも、アートメイクで解決できます。
アートメイクを受けるときの注意点
アートメイクを受けるときの注意点は以下のとおりです。
- すぐに落とすことができない
- 1年〜3年で薄くなる
- 1回だけの施術では色素が定着しない
- 施術後のダウンタイムがある
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
①すぐに落とすことができない
一度アートメイクを行うと、すぐに落とすことはできません。施術後に消したくなった場合は、専用のレーザーによる除去が必要であり、複数回の施術と相応の費用がかかります。
そのため、お客様が後悔のない理想の眉を実現できるように、丁寧なカウンセリングに定評のあるクリニックを選ぶことが大切です。
また、初回は「やはり形を変えたい」と感じることもあるため、微調整がしやすいよう、少し控えめなデザインとカラーをおすすめします。
②1年〜3年で薄くなる
色の定着や持続には個人差があり、肌質・体質・生活習慣で変わります。
1回目の定着率は30~50%程度であり、アートメイクは通常2~3回に分けて仕上げていきます。
定着しにくい肌質(油分の多い方など)の方は、3回以上の施術が必要となる場合があります。
③1回だけの施術では色素が定着しない
アートメイクは1回の施術だけでは色素が定着しにくく、初回の定着率は一般的に30〜50%程度とされています。
そのため、理想の仕上がりを目指すには、通常2〜3回に分けて施術を行うのが一般的です。肌の油分が多めの方など定着しづらい肌質の場合は、3回以上の施術が必要となることもあります。
また、2回目の施術は肌のターンオーバー(新陳代謝)のサイクルに合わせる必要があるため、前回の施術から28日以上空けることが必須です。そのため、余裕をもって計画的にアートメイクの施術を受けることが大切です。
④施術後のダウンタイムがある
アートメイク後は通常1週間〜2週間程度のダウンタイムがあります。
ダウンタイム中は痛みや痒み、皮むけなどが伴うことがあり、3日間軟膏を塗布保湿して頂きます。
また、当日は施術部位を濡らすと色が落ちる可能性があるため、濡らさないようして頂く必要があります。施術部位への化粧やスキンケア、洗顔などを控える必要もあります。
ダウンタイム中にしっかりとアフターケアをしないと色素が定着しにくくなってしまうため、注意が必要です。
アートメイクに関するよくある質問
アートメイクに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
Q1.アートメイクとタトゥーの違いはなんですか?
アートメイクもタトゥーも”針を使って皮膚に色素を入れる”という点では同じですが、色素を入れる深さが異なります。
- アートメイクは皮膚のもっとも外側である0.02mmほどに存在する「表皮」に入れます。
- タトゥーは表皮よりも内側にある「真皮」に色素を入れます。
色素を入れる深さが異なることで、色の落ちやすさが大きく異なります。肌のターンオーバーにより、徐々に色が抜けるアートメイクに対して、半永久的に色素が残るのがタトゥーです。
つまり、アートメイクは好みが変わった場合は期間が開けば微調整し異なるデザインにすることができますが、タトゥーの場合は自然に色素が抜けることがないためレーザー除去などを受ける必要があります。
また、アートメイクは医療行為なのに対して、タトゥーは医療行為ではないということも大きな違いです。
Q2.医療機関以外でアートメイクは受けられますか?
先ほどもお伝えしたとおり、アートメイクは医療行為となるため医療機関でのみ施術を受けることができます。
とはいえ、医療機関以外かつ無資格でアートメイクを行っている業者もなかには存在するようで、国民生活センターや厚生労働省、各自治体が注意喚起を行っています。
繰り返しにはなりますが、アートメイクは医療行為となりますので、安全のためにも必ず医療機関で施術を受けるようにしましょう。
まとめ
本記事では、アートメイクの概要や種類、メリット、注意点、タトゥーとの違いについて詳しく解説しました。
アートメイクは近年人気を集めていますが、メリットだけではなく注意点も存在するため、カウンセリングなどを通じてしっかりと計画的に施術を受けることが大切です。
ぜひ本記事を参考にしてアートメイクについてチェックしてみてください。