アートメイクが1週間で消えたのはなぜ?定着させるための5つのコツ

「アートメイクの色が全然残っていない…」

 

「ここまで1週間で消えるなんてことある?」

 

アートメイクは、色素が抜けることを想定して、少し濃いめに入れることがあります。加えて、かさぶたができている時は少し濃く感じるため、かさぶたが剥がれると、薄くなったと感じてしまうことがあるでしょう。

 

これは通常の経過なので、心配する必要はありません。その後、2回目の施術を受け、アートメイクを定着させることになります。

 

こうした通常の経過とは違い、アートメイクが施術を行った意味を感じないくらい、薄くなってしまっていることがあります。このような場合は、正確な理由を把握することが重要です。

 

本記事では、アートメイクが1週間で消えてしまった原因を解説します。

 

アートメイクが1週間で消えた理由

以下では、通常よりも明らかにアートメイクが消えてしまった時の、考えられる原因を解説します。

 

正しいアフターケアができていなかった

正しいアフターケアができていないと、色素が定着しづらく、アートメイクが消えてしまう原因となります。

 

アートメイク後に色素を定着させるためには、クリニックから処方された軟膏を塗る、施術箇所を擦らないといった、アフターケアが欠かせません。

 

アフターケアを怠ってしまうと、乾燥や炎症が起きてしまい、色素が早く排出されてしまう可能性があります。

 

特に施術後は傷口が塞がっておらず、色素が流れてしまうため、丁寧なアフターケアが必要です。

 

施術者の技術が不足していた

施術者の技術不足で、アートメイクの色素を注入した場所が浅すぎたために、肌のターンオーバーですぐに色素が抜けてしまうことがあります。

 

色素を注入する適切な深さは一人ひとり異なり、お客様に合わせた個別の対応が必要です。そのため、施術者には高い技術力や豊富な経験が求められます。

 

アートメイクが消えやすい肌質・体質だった

以下のような肌質・体質の場合、アートメイクが抜けやすく、1週間で消えてしまう場合があります。

 

・運動などで汗をかく機会が多い人

・脂性肌の人

・出血しやすい人

 

運動などで汗をかく機会が多い人は、肌のターンオーバーが促進されるため、早く薄くなりやすい傾向です。

 

脂性肌の人は、皮脂の分泌が多く、アートメイクがにじみやすかったり、色素が定着しにくい特徴があります。

 

アートメイクは細い針で施術するため、出血は多くありません。しかし、出血しやすい人で施術箇所からの出血が多かった場合、注入した色素も血液と一緒に流れ出てしまいます。

 

アートメイクが1週間で消えた場合の対処法

アートメイクが1週間で消えてしまった場合は、施術を受けたクリニックに現在のアートメイクの状況を説明しましょう。

 

その際、経過がわかる画像があれば、クリニックも状況を把握しやすくなります。

 

施術から1週間後は、かさぶたが剥がれる時期です。かさぶたが剥がれたことで薄く見えている可能性もあります。

 

クリニックに状況を説明し、正常な経過なのか、何か原因があるのかを判断してもらいましょう。

 

また、眉ペンシルで消えた部分をかいたりするのは避けてください。デリケートな状態の肌に刺激を与えてしまい、肌トラブルを引き起こしかねません。

 

必ずクリニックに相談して、適切な対処方法を指示してもらいましょう。

 

アートメイクが1週間で消えないためにはどうしたらいい?

アートメイクが1週間で消えないようにするためには、適切なケアが欠かせません。アフターケアが正しくできていれば、アートメイクを長持ちさせられます。

 

以下では、1週間でアートメイクが消えないようにするためのコツを解説します。

 

しっかり保湿する

アートメイク後は、色素の流出防止のために、クリニックで処方される軟膏やワセリンを塗って保湿しましょう。

 

アートメイクは、傷口が治る過程でかさぶたができ、痒みがでてきます。施術部位が乾燥して痒みが増してしまうと、無意識のうちにかいてしまい、かさぶたが剥がれてしまうことがあります。

 

かさぶたは色素の定着に欠かせない役割があるため、うっかりかいてかさぶたが剥がれてしまうと、色素も一緒に剥がれてしまいかねません。

 

施術後は処方された軟膏やワセリンを、クリニックに指示された回数や使用方法を守って、丁寧に保湿してください。

 

保湿の際には、清潔な状態で綿棒を使って優しく塗るのがポイントです。

 

施術部位を刺激しない

アートメイクの色素が定着するまでは、タオルでゴシゴシ擦ったり、メイクをしたりと施術部位を刺激するような行為はやめましょう。

 

施術部位以外のスキンケアは、施術した当日から可能です。施術部位のスキンケアは1週間は控え、できるだけ水に濡れないように注意しましょう。

 

施術部位へのメイクも1週間は控えてください。施術部位以外のメイクは可能ですが、メイクを落とす際にクレンジングが施術部位に触れないようにしましょう。シートタイプのメイク落としを使用するのがおすすめです。

 

また、ピーリング効果のある美容液や洗顔は、肌のターンオーバーを促進してしまうため、色素が体外に排出されやすくなってしまいます。そのため、施術後1週間経っていても、施術部分と施術部位から約半径5㎝は避けて使用するようにしましょう。

 

代謝をあげる行為は控える

アートメイク後、汗をかく激しい運動やサウナ、長風呂など、代謝をあげるような行為はおすすめしません。

 

新陳代謝が良くなると肌のターンオーバーが早まってしまい、色素の排出も一緒に早まってしまいます。

 

代謝があがる行為を控える期間は以下を目安にしてください。

 

汗が出る運動:施術後2週間

・サウナ:施術後2週間

・温泉:施術後2週間

・プール:施術後2週間

・長時間の入浴:施術後1週間

 

紫外線対策

肌は紫外線を浴びると、紫外線によって受けたダメージを回復しようと、ターンオーバーを促してしまいます。その結果、色素の排出も早まってしまうため、アートメイク後は紫外線対策を怠らないようにしましょう。

 

日焼け止めは施術後1週間が経ってから使用してください。それまでは、日傘や帽子、フェイスガードなどを使用して紫外線対策をしましょう。

 

また、紫外線はアートメイクの色素の変色や色褪せの原因でもあります。綺麗な状態のアートメイクを保つためにも、施術後だけでなく紫外線対策は続けるようにしましょう。

 

アートメイク施術当日から1週間後までの経過

自身のアートメイクの状態が通常の経過なのか判断が難しいですよね。

 

ここでは、施術当日から1週間後まで一般的にどのような経過を辿るのか、眉毛アートメイクの場合で解説します。

 

施術当日〜2日目

施術当日〜2日間は肌がデリケートな状態です。

 

赤みや腫れが出てきたり、肌がひりついた感じがする場合があります。赤みは入浴後の火照り程度である場合がほとんどです。

 

また、施術翌日にまぶたがむくむことがあります。

 

上記の症状は徐々におさまってきます。不安な場合は、タオルで保冷剤を巻いて、施術箇所を冷やしましょう。

 

3日目〜4日目

アートメイクでできた傷口が治り始める時期です。赤みが引いてきて、施術部位にかさぶたができ始めます。

 

かさぶたができることで、施術部位が保護され、色素が定着しやすくなります。無理に剥がしたり、うっかり触って取れてしまうことがないように注意しましょう。

 

かさぶたができる段階で痒みが出てきた場合には、施術部位を冷やしたり、クリニックで処方された軟膏やワセリンを塗って、乾燥しないようにしてください。

 

また、施術後3〜4日目が一番色が濃く見える時期でもあります。

 

5日目〜7日目

赤みや腫れ、痒みなどがほとんどなくなり、1週間ほどでかさぶたも自然と剥がれてきます。

 

かさぶたが剥がれると、濃く感じていた色も、自眉に自然と馴染んできます。

 

完成の色味に落ち着くまでには、約1か月程度の期間が必要です。

 

アートメイクが1週間で消えた時にはFIRST ARTMAKEへ相談を

アートメイクは、ダウンタイムの過程でできたかさぶたが、1週間程度で自然と剥がれることで薄くなったように見え、「1週間で消えてしまった」と感じることがあります。

 

しかし、通常の経過ではなく、アフターケアを怠ったことや施術者の技術不足などが原因で、明らかに1週間で色が抜けてしまった場合もあります。

 

1週間でアートメイクが消えてしまった場合には、まずは施術を受けたクリニックや担当のアーティストに相談しましょう。原因や対処法をアドバイスしてもらえます。

 

もし、施術を受けたクリニックに相談するのが不安な場合は、FIRST ARTMAKEにご相談ください。

 

FIRST ARTMAKEは、厳しい採用基準をクリアしたアーティストのみが在籍するアートメイク専門のクリニックです。

 

好みのデザインやお肌・メイクの悩みを丁寧にカウンセリングし、お肌の状態をしっかり確認した上で施術いたします。

 

他院のアートメイク修正も可能です。

 

まずはお気軽にお問い合わせください。

>>FIRST ARTMAKEサイト

この記事を書いた人

中村汐音が所属する
医療アートメイク院

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