
アートメイク色素とは?安全性・種類・成分まで徹底解説【医療PMU対応】
アートメイクは、眉やアイライン、リップなどに色素を入れることで、メイクの手間を省きつつ美しさを保てる美容医療施術です。中でも「アートメイク色素(PMU色素)」は、仕上がりや持続性、安全性に大きく影響します。
この記事では、アートメイク色素の種類・成分・選び方・価格・安全性について詳しく解説し、施術を検討している方が安心して情報を得られる内容にまとめました。
アートメイク色素とは?
アートメイク色素とは、皮膚の表皮~真皮浅層に着色するための特殊な色素(インク)で、通常のタトゥーインクとは異なり、時間経過で自然に薄くなるように設計されています。
施術直後は濃く見える色も、数週間~数か月で自然な発色に落ち着き、メイクなしでも整った印象をキープできます。
色素の種類:合成と天然、その違いとは?
合成成分の色素
- 発色が鮮明でカラーバリエーションが豊富
- 紫外線や時間経過に強く、色持ちが良い
- まれに金属成分由来のアレルギー反応を起こす可能性あり
天然成分の色素
- 肌への刺激が少なく敏感肌に向く
- 色素の分解が早く、退色しやすい
- ナチュラル志向の方に人気
クリニックでは、施術箇所や肌質、デザインに応じて色素の種類を使い分けます。
成分と安全性:肌への影響はある?
アートメイク色素には以下のような成分が含まれます。
- 酸化鉄(ブラウン系、ブラック系などに多用)
- チタン酸化物(明るめの色調)
- グリセリンや水(溶剤として)
色素によっては微量の金属が含まれており、MRIに影響する可能性や、アレルギー反応の原因になる場合があります。施術前には必ずパッチテストや医師のカウンセリングを受けるようにしましょう。
医療PMUとは?クリニック選びのポイント
医療PMUとは
「Permanent Make Up」の略で、医師や看護師など国家資格を持つ医療従事者が施術するアートメイクのこと。医療機関でのみ使用が許可されている医療グレードの色素が使われます。
安全なクリニックを選ぶ基準
- 医師や看護師による施術体制が整っている
- 衛生管理(使い捨て器具、色素の保存方法)が徹底されている
- 症例写真が豊富で実績がある
色素の選び方:肌質とデザインに合う色を
色素の選定は仕上がりの自然さや満足度を大きく左右します。
- 肌色に合った色素選び:肌質によって似合うブラウンの色味が異なる
- 理想の眉・リップデザインに応じて、赤みや黄味のバランスを調整
- アーティストや医師のカラーマッチングの経験値も重要
施術の流れと色素の定着
- カウンセリング(デザイン・色味の相談)
- 麻酔クリームを塗布
- 色素の選定と施術
- 施術後のアフターケア【軟膏(ADクリーム)で保護】
定着後は2〜3週間で自然な発色になり、1〜3年ほど持続します。リタッチで色素を補うことで長期間キープも可能です。
アートメイク色素の価格と注意点
価格帯の目安
- 一部位の施術あたり 3万〜10万円
- 色素自体の価格は施術費に含まれることがほとんど
高品質な色素の特徴
- 発色が自然で退色しづらい
- アレルギーのリスクが少ない
- 医療PMUブランド(例:BIOTEK、Permablendなど)を使用している
価格が安すぎる場合は、非正規品の色素や技術不足のリスクがあるため注意が必要です。
まとめ
アートメイクの色素は、施術結果に直結する重要な要素です。成分や安全性、合成と天然の違いを理解し、自分に合った色素を選ぶことが美しい仕上がりへの第一歩です。
信頼できる医療PMUクリニックで、専門の知識を持つ施術者と相談しながら、安心・安全なアートメイクを受けましょう。