
アートメイクの施術時間はどれくらい?眉・アイライン・リップ別に【流れ・痛み・ダウンタイム】まで徹底解説
監修:【院長】西川 嘉一 アートメイクの施術時間は、眉・アイライン・リップ(唇)といった部位の違いだけでなく、デザインの細かさ・皮膚の状態・体質・施術者の技術力・クリニックごとの施術方針によって大きく変わります。
本記事では、
・部位別(眉・アイライン・リップ)の平均施術時間
・施術の流れ(初回〜2回目リタッチ)
・痛みや麻酔クリームの効果
・ダウンタイムの目安
・時間が長くなる場合の特徴
・時間短縮の方法
・クリニック選びで重要な項目
を総合的に解説します。
アートメイクの施術時間はなぜ違う?基本の考え方
● クリニックごとに施術時間が異なる理由
アートメイクは医療アートとも呼ばれ、外科ではありませんが医師管理のもとで行う医療行為です。
そのため、施術時間は下記によって差が出ます。
- カウンセリングにかける時間
- デザインのチェック(黄金比・左右差調整)
- 使用する針の種類・色素の種類
- 麻酔クリームの浸透をどれほど待つか
- 施術者の技術の精度・作業スピード
- 韓国式/欧米式などの施術方法の違い
特にデザインにこだわるクリニックほど、カウンセリングとデザイン工程に時間をかける傾向があります。
● 部位(眉・アイライン・リップ)による差
部位ごとに皮膚の厚み・痛みの出やすさ・色素の入り方が違うため、時間にも大きな違いがあります。
- 眉毛:広い面積。左右差の調整が重要
- アイライン:皮膚が薄く、痛みを感じやすい繊細な部位
- リップ(唇):粘膜に近く、体質によって定着が大きくぶれる
● 皮膚の状態・体質・好みのデザイン
以下のような場合、施術時間に影響します。
- 肌が敏感で赤みが出やすい
- 乾燥肌で針が引っかかりやすい
- オイリー肌で色が入りにくい
- 自然な毛並み・細かい線を希望
- しっかり色を入れる濃いデザインを希望
● 麻酔クリームの浸透時間
痛みを軽減する麻酔クリームは、浸透に15〜30分ほど必要。
アイライン・リップの場合は追加の麻酔を行うこともあります。
● 外科・美容医療との違い(タトゥーとの比較)
タトゥーは真皮層までインクを入れますが、アートメイクは表皮層のみ。
そのため、
- 色が自然に抜けていく
- 繊細な線が必要
- 皮膚の状態の影響が大きい
という特徴があり、時間をかけて丁寧に行うことが必須です。
部位別:平均的な施術時間の目安
眉アートメイク(眉毛)
● 施術時間の目安
- 初回:2〜3時間程度
- カウンセリング
- 眉デザイン(左右差の調整)
- 麻酔
- 施術
- 2回目(リタッチ):1〜2時間
● デザイン決め・左右差の調整
眉は「顔の印象の8割を決める」と言われるほど重要で、以下を細かく調整します。
- 左右の高さ
- 長さ
- 厚み
- カーブ
- 黄金比
- 顔の骨格に合うデザイン
特に左右差の解消には時間がかかります。
● 針の種類と色の入り方
眉の施術方法によって時間が変わります。
| 技法 | 特徴 | 時間 |
|---|---|---|
| 毛並み(ストローク) | 一本一本の線を描く | 時間長め |
| パウダー眉 | ふんわり自然 | 比較的早い |
| コンビネーション | 両方を使用 | 長め |
● 韓国式の特徴
韓国式は「ふわっとした眉×立体感のある毛並み」が特徴。
そのため、細かい線の作業が多く、通常より施術時間が長くなる場合があります。
アイラインアートメイク
● 施術時間の目安
- 1〜2時間前後(初回)
- リタッチ:約1時間
● 太さ・線のデザインによる時間差
- 極細ライン:比較的早い
- 太めライン:何度も重ねて色を入れるため長め
- 跳ね上げ:左右のバランス確認に時間
● 痛みの出やすい部位の特徴
- 皮膚が非常に薄い
- 針の刺激を感じやすい
- 内出血しやすい人は慎重に施術
麻酔クリームだけでなく、追加麻酔を行う場合もあり、時間が伸びることがあります。
● アイライン施術後の翌日の状態
- むくみ
- 腫れ
- 少し涙目っぽく見える
多くの場合、翌日〜2日で落ち着きます。
リップ(唇)アートメイク
● 施術時間の目安
- 2.5〜3.5時間
- 唇の輪郭まで入れる場合はさらに時間が必要
● 唇は時間がかかる理由
- 色が入りにくい
- 痛みが出やすい
- 腫れやアレルギーが出やすい
- 均一に色を入れる必要がある
- 個人の体質差が大きい
● 色の定着、アレルギー、腫れの出やすさ
リップは体質の影響が大きく、以下のような場合は施術時間・回数が増えます。
- 色素沈着しやすい
- 唇が乾燥している
- 冷え性で血流が悪い
- アレルギーが出やすい
● ダウンタイムと1週間後の経過
- 施術直後:腫れ・濃い発色
- 2〜3日後:皮むけ
- 1週間後:一度色が薄くなる
- 1ヶ月後:自然な色が定着
アートメイクの施術の流れ(初回〜2回目のリタッチ)
- 事前カウンセリング
- 悩み
- 好みのデザイン
- 肌・皮膚の状態
- 体質(アレルギーなど)
- 過去のタトゥー・アートメイクの有無
- デザイン作成
- 黄金比の分析
- 左右差の調整
- 細かい線・形の確認
- 麻酔クリームの塗布
- 15〜30分浸透させる
- 痛みに弱い場合は追加麻酔
- アートメイクの施術
- 針を使い、皮膚の表皮層に色を入れる
- 技法・部位で時間差あり
- 施術後の注意点説明
- 2回目リタッチ(1回目から4〜8週間後)
施施時間が長くなる“場合”の特徴
- 敏感肌・赤みが出やすい肌
- 乾燥していて針が引っかかりやすい
- 色が入りにくい体質
- 過去のタトゥー・アートメイクが残っている
- 修正・カバー目的の施術
- 細かい線や濃い色のデザインを希望
- 韓国式で繊細な毛並みを希望
ダウンタイムにかかる時間の目安
- 眉:1〜3日(薄皮がむける)
- アイライン:翌日〜数日のむくみ
- リップ:1週間ほど経過が必要
● 施術後にできる美容行為・できない美容行為
できないこと(数日〜1週間)
- 激しい運動
- サウナ
- 日焼け
- 該当部位へのメイク
できること
- 通常生活
- 軽い洗顔
- ワセリンなどの保湿(指示がある場合)
施術後の状態と経過のポイント
● 色が濃く見える理由
施術直後は皮膚表面に色が乗っているため濃く見えますが、1週間で落ち着いていきます。
● 皮膚の再生と色素の定着
- 眉:皮むけが起きる
- アイライン:腫れが落ち着く
- リップ:色が薄くなる→定着する
● 1週間の変化(眉・アイライン・リップ別)
- 眉:自然な色に馴染む
- アイライン:線がクリアに
- リップ:定着まで時間がかかる
時間短縮のためにできること
- 事前に理想のデザインをまとめる
- カウンセリングで悩み・好みを明確に伝える
- 経験豊富な施術者を選ぶ
- 韓国で受ける場合は施術方法・アフターケアの違いを確認
- 過去のタトゥーがある場合は事前に相談
クリニック選びで“時間以外”に確認すべき項目
- 施術者の技術力・症例数
- 使用する色素・針の種類
- 外科的リスクの説明があるか
- 麻酔クリームの種類
- 体質・アレルギー対応の可否
- リタッチ料金・回数
- カウンセリング内容が丁寧か
まとめ:施術時間は「部位・デザイン・体質」で大きく変わる
アートメイクの施術時間は、
- 眉:2〜3時間
- アイライン:1〜2時間
- リップ:2.5〜3.5時間
が一般的ですが、実際には皮膚の状態・体質・デザイン・施術者の技術で変動します。
短時間を求めるよりも、
丁寧なカウンセリングとデザイン作成を行うクリニックを選ぶことが満足度につながります。
理想の仕上がりに近づくため、事前の相談と情報収集を大切にしましょう。





